皆さん、こんにちは!! ちかみ歯科医院の衛生士です。
今日は、歯周病と全身疾患の関係についてのお話をします。
これまで歯周病は、お口の中だけの病気と考えられてきました。
しかし近年、歯周病が全身にもたらす影響、また全身が歯周病に与える影響についての研究が進められています。
そこで、歯周病と関係があると言われている5つの症状についてお話しします。
本日はそのうちの一つ、糖尿病についてです。
★糖尿病
糖尿病は血糖を下げるホルモン(インスリン)が足りなくなったり、
うまく作用しなくなることで、高血糖が続く実感です
血糖値が高い状態が続くと、様々な合併症が起きやすいとされており、歯周病は糖尿病の合併症として捉えられています。糖尿病の人は、糖尿病でない人に比べて歯周病になるリスクが高いという報告や、歯周病の治療により、歯肉の炎症が改善するとインスリンが働きやすくなり、血糖値が改善する可能性が高くなります。
なので、歯垢を取り除く為の歯磨きと洗口、禁煙、食事はゆっくりよく噛む、ストレスをためない、など…生活習慣の改善を心がけましょう!!