保険診療では治療の内容や使用する材料に制限があります。金属が基本となり、機能は回復できても見栄えがどうしても悪くなってしまいます。それに対して審美治療で使用する材料は、見た目の美しさや耐久性に優れるため自然な口元の美しさを実現でき、また、その状態を長期的に安定させることが可能となります。

義歯やかぶせ物を作る際には、色や形にこだわることも大切になってきます。特に、色をご自分の天然の歯とそろえたいというご希望や、複雑な歯並びに対応したかぶせ物を作りたいという場合は詳しい状態の確認が欠かせません。

そのため、当院ではその時の状況によって、歯科技工士の方に来院いただき、患者さまのお口の状態を直接見ていただく、という取り組みも行っております。

見た目の美しさはもちろん、虫歯や歯周病などのお口のトラブルを予防するためにも噛み合わせはとても大切です。

口腔内スキャナーとは、お口の中の情報を3Dモデル化できる設備のことです。さまざまな角度からお口の中を観察でき、正確な型取りができるため、詰め物・被せ物の作成の精度が格段によくなります。フェイススキャナーでは、患者様のお顔のデータを取り込んで3Dモデル化できます。この２つのデータを組み合わせて、どんな治療をしたら、見た目がどう変わるのかをシミュレーションできます。

見た目も噛み合わせも、患者さまのご要望をしっかりとお聞きして治療を進めていきますので、お気軽にご相談ください。