歯周病はむし歯と並んで、歯科における二大疾患と言われています。
むし歯は比較的初期の段階で自覚症状が現れるのに比べて、 歯周病はかなり進行しないと自覚症状がありません。 症状は初めのうちは歯ぐきのみにとどまっていますが、次第に症状が進行して 歯を支える骨にまで進むと、手術が必要になってしまいます。 そのため、早いうちの治療がとても大切です。
歯周病とは
歯周病とは、歯肉(歯ぐき)や歯槽骨(骨)など歯を支える歯周組織に炎症を起こし、組織が破壊されていく病気です。
私たちが歯を失う原因として最も多いのは、むし歯をしのいでこの歯周病です。
歯周病の直接的な原因は、歯磨きが充分でないときに歯の周りに着くプラーク汚れに含まれる細菌です。
歯磨きが充分に出来ていない人に歯周病が起こりやすいほか、喫煙者は歯周病に3〜8倍程度罹りやすいといわれています。
歯周ポケットが深い場合の歯周病治療
外科処置(保険適応)
普段のお掃除から始めますが骨吸収が大きく歯周ポケットが深い場合では必ず歯石の取り残しが出ます。
その場合は手術により中を綺麗にすることが可能です。
手術と言うと怖いと思いますがこの処置は保険適応であり、あまり痛みも出ず腫れることもほとんどありません。